2010.06.28 (Mon)
ヴィンランド・サガ 9巻

(2010/6/23)
幸村誠
忘れたわけじゃない。
夢の中で、今も戦っている。
あがいている。
でも、夢から覚めれば、
そこには何もない。
ただ、生きているから、生き続ける。
人の代わりに森を相手にしながら。
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2010.06.23 (Wed)
数学的帰納の殺人

(2009/5)
草上仁
彼らは「である」と記述する。
「なぜならば」「よって」「自明」
疑うなと言外に言う。
あるいは、彼ら自身が疑わない。
なにしろそれは「真」の理なのだから。
彼ら。
教祖と数学の信者。
という話。


2010.06.11 (Fri)
きらめくジャンクフード
2010.06.09 (Wed)
ろくろ首の首はなぜ伸びるのか 遊ぶ生物学への招待

(2005/12/15)
武村政春
答えのない問いに対して、
なぜという思いを抱いたのなら、
考えるしかない。
使えるだけの道具を駆使して。
伝説と幻の向こうの生物を、
半笑いで科学する。


2010.06.08 (Tue)
炎の蜃気楼29 無間浄土

(1999/12/24)
桑原水菜
彼はこの世にあの世を作った。
そこでは、生と死は全く平に接続する。
死者はかの地を目指して海を渡る。
それを成した男だけが、
ただ一人、本当の「死」に怯えている。
…黒い獣と狂犬を傍らに置いて。

