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2009.12.21 (Mon)

星は歌う 6巻


星は歌う6
(2009/9/18)
高屋奈月

不器用で、子どもで、
たくさん間違いながら、
それでも手を伸ばす少女たち。

彼女たちが泣き笑い出来るのは、
見守る本当の大人たちと、
駆けまわるガキくさい少年たち、
両方のおかげなのだと思う。


【More・・・】

いい笑顔だなーとか思いながら、
ふと帯をとってみたら、沙己さんがいかつい指輪してた…。
よく見ればえらい派手なシャツ・ネクタイといい、
さすがは「お嬢」つきの方、でした。
そして今巻はそのお嬢・聖の話と色々仲直り編。
あっちをせっつき、こっちに発破かけ、で走り回る。
そんなユーリの男前っぷりが上がりまくりな気がします。
異なる方向性でめんどくさい面々に囲まれながら、
本当にこの純情少年はよくやってるなと思う。
「放り投げないでくれる」のはこの人ですよ、お嬢さん方。

したことだけ見れば、
聖の行動は、まことに遺憾なわけですが、
まあ、気持ちは分からなくもないかとも思います。
サクヤとの「ディスカッションタイム」で彼女自身が気づいたように、
大切なものを傷つけ得るものを遠ざけたいと思うのは当然で、
でもそれより何より、放っておけない、一人にさせたくない。
言い換えれば、関わっていたいと思うのは、
いくらか傲慢だけれど、友情でも愛情でも核はそこなのかもと思ったり。
そう望む手を振り払われり、無力をかみしめた経験は、
千広もサクヤも、聖ももっていて、
だからこそ、なんだかこの人たちは不器用なんでしょう。
やり方を間違えたり、手を伸ばすことにひるんだり。
見ているこっちがやきもきするくらい。
でも、結局彼らは一歩を踏み出せるし、踏みとどまる。
今回のことで聖はそれを自分でできるようになったわけで、
底が浅いだの何だの、そんなに卑下することもないでしょうに。

さりげなく、存外軽いタッチで聖の片思いが描かれてますが、
確かに本人に自覚がある通り、
ありきたりで直球ストレートな、「痛い」話かもしれないけれど、
なんだかその普通な感じが、
「お嬢」に似つかわしくなくて、とても可愛かったです。
とか言ったらかかと落としをお見舞いされそうだけれど。
しかし沙己さんなら、ウエディングドレスでも白無垢でも本当に縫いそうだ。
もちろん当日の着付けもお色直しも彼の采配で。
大人な先生はお婿さんになりそうにありませんが、
その様子だけは現実になる気がしますな。
みっともなく大泣き、とか沙己さんはしないだろうなあ。
むしろお嬢が泣きそうだ。で、白無垢でかかと落とし。
本条さん家の二人は見てて全然飽きない。

ホカン部の面々のごたごたは片付きつつありますが、
一方で奏さんは一人で何やら抱え込んでいる模様。
髪切って働き出したはいいけれど、
隠遁した原因が解消されてないなら、二の舞だと思うけれど、
この若年寄の不器用大魔神は大丈夫なのか。
というか、そろそろ奏さんが何者か明かしてください…。
あれ?サクヤのイトコだっけ。
ということは、あのお父さんの新しい奥さんの弟、とかかな。
それだとサクヤのおじさんになるから、違うか。
ユーリのお兄さんとも若干関係あるらしいし、
一体本当に何者なんだ、奏さん。
そういうワケで次巻は大人たちの話をしてくれると、大変嬉しい。

と思ってたら、次は一月らしく、意外と早い。
発売に気がつかないでいるのも悪くないなーとか、
妙なお得感を抱きつつ、次を待つことにします。


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