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2010.02.10 (Wed)

やつがれと甘夏


やつがれと甘夏
(2010/1/31)
くるねこ大和

その日暮らしでは、
なかなか贅沢もできないれど、
その日を暮らし、その日を暮らし、
三年くらい経てば、
恋しい人にも対面できる。

かもね~(夏左衛門風)


【More・・・】

筍を掘り、畑を耕し、薪を割って暮らすやつがれ。
チビと出会い、別れて、また出会ってから、
どうやらその暮らしを平和に続けていたようで、
なんだかもうそれだけで幸せな気分。
チビ太はまだまだチビなので、
ちょうちょを追いかけたり、頭隠して尻隠さずを実践したり。
しかもどうやら泣き虫な男の子のようで、
ぐすぐす、ボロボロよく泣くこと泣くこと。
そのたびにおろおろするやつがれとセットでかわいい。
そんな暮らしの中に、嵐が。恋のハリケーンが!という話。

太夫の錦絵に一目ぼれ、とは
やつがれもいっぱしの男だったんですな。
その甘夏太夫ですが、
猫なのでもちろん三角の耳にwの口なのに、
なぜか甘夏の輪切り模様の花魁衣装と髪飾りがとても合っている。
ぱっちりした大きな目の美人さんで、
確かに女の子と縁のない生活をしているやつがれにしたら、
ぽーっとなって、恋の病にかかっても仕方ないか、という感じ。
途中で梵後屋の働き者の娘・お夏が「甘夏太夫」になる経緯が語られますが、
まったくもってしっかりしたお嬢さんなことで。
太夫ではなく、商人として夏左衛門の跡を継いでいたとしても、
多分成功していたんじゃないかと思います。
頭が回るだけでなく、力もちで人情に厚く、
やるときはやるだけの度胸と忍耐も持ち合わせている。
やつがれでなくとも、嫁に欲しくなってきます。

三年真面目に働いて貯めた穴のあいていないお金。
それを一晩で使ってしまおうと言うのだから、
恋というのは恐ろしいというか何と言うか。
今回初登場のハリの先生のおかみさんと先生の間にも、
そんな正気を失うようなロマンスがあったかと思えば、
ルンルンな感じのやつがれを花町に導く先生も、
なんだか大人の男に見えるから不思議。
まあ、おかみさんにはげんこつをくらいましたが。
で、二次元じゃない、リアル太夫とご対面。
ぬしなぞと呼ばれて、ぼっへーとなるやつがれが愛い。
もうこの時点で若だんなを装うのは無理な気がしますが。

それはそうと、袖から転がり出たチビ太のかわいさは、
もう破壊的なまでなんですが。
「おいらはとってもスゴイんだぜぃ」とか、
太夫の言葉づかいをまねたり。
うんうんと頷くやつがれと先生がその一瞬あとに、
顔をぐじゃぐじゃにして涙をこらえるのを見てると、
どれだけ二人が亡くした子と目の前の子の両方を愛しているか、
それはもう率直に伝わってくる。
お夏の身の上話は、ケツホールのくだりで爆笑したけれど。
そんなこんなで夜も更けて、
チビ太の名案に袖で顔を隠して頷く太夫がたまらなくかわいい。
やつがれは最後まで野暮ったい白大福だったけれど、
八月朔日、やつがれのお家はとても愉しいことになりそうです。

太夫いわくの「大バカ野郎」な男どもも
天真爛漫なチビらと同じくらい愛すべき存在だなと思いました。


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