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2010.12.20 (Mon)

フルメタル・パニック!2 疾るワン・ナイト・スタンド


フルメタル・パニック!2 疾るワン・ナイト・スタンド
(1999/3)
賀東招二

24時間、
働けません。
睡眠も食事も必要だし、
テストにも備えなくては。

海からやって来る戦場は、
なんとかその合い間に払いのけよう。
そうしよう。

【More・・・】

効果的な犬のしつけ方の基本は、
いけないことをしたらすぐその場で叱ること、
出来たら全力で褒めること、らしい。
スポーツも勉学も平均以上で、
容貌にも人望にも恵まれていて、
その上犬のしつけまで出来るとは、
さすがはかなめ嬢。
まだまだ不完全な部分もあるけれど、
少なくとも飼い主から数千km離れた国で、
しまったヤバいと思わせるくらいには、
しつけは完成しつつあるようです。
会話とロマンスのボールを、
ことごとく場外ファールするのだけは、
もうどうにもならない気もしますが。
忠犬宗介路線ならまあいいか。なんて。

飼い主と犬を離れさせないため、
なワケでもないんでしょうが、
今回は戦場の方からこちらにやってきます。
東京が戦場になった件に限って言えば、
宗介は何一つ悪くないので、
巻き込まれたかなめは気の毒としか言いようがない。
有事の際の車両運転技術と、
人質の心得は一応身についたし、
おそらく巻き込まれ続ける将来への投資ということで。
とはいえこの子はそんな訓練しなくても、
何だかんだで非常時にも単なる足手まといにはならなそう。
さすがに狙撃とかは無理でも、
人の腕をレンジに入れようなんて、
あの状況でよく思いつけるもので。
多分その辺りの感覚は、
ウィスパードであることとは無関係に、
単純に彼女の性質というか、能力なんだろうと思う。
いちいち感心する。

二人の女の子に挟まれて、
オロオロするなんて、羨むか同情すべき状況だと思う。
なのになぜかやっぱり犬の姿がチラついて、
可笑しくて仕方なかった。
普通は犬はそんな事態にはならないだろうけれど、
猫のように家と外で別の名で呼ばれていて、
二人の飼い主が鉢合わせしてしまったような。
猫ならふんぞり返って両方に返事をするか、
両方無視するか、どちらかだと思うけれど、
忠犬たる宗介は阿呆のように固まって、
しかもバカ正直に説明するものだから手に負えない。
テッサの経歴はまだぼんやりしていますが、
何にしてもまだ学園の生徒と同じ年。
宗介に対する態度を見ていると、
妙なところで殊勝で場馴れしたかなめよりも、
この人は年相応の感覚を持っているのかも、と思う。
非常時に何やってんだと思わなくもないけど。

ASの存在と仕様からして、
なんとなく近未来か並行世界的な感覚で読んでたんですが、
巨大ASが東京を侵攻する段になって、
思ったより世界情勢は緊迫しているのかも、と思った。
どういう経緯をもっているにしろ、
ミスリルみたいな組織が存在して、
それがある程度機能しているくらいだから、
そのくらいには世界に脅威が散在しているってことなのか。
それはそうと「巨大」な「二足歩行」の、
しかも「海から来る」脅威はなんだか怪獣映画のようで、
ベヘモスの兵器として機能性の低さも相まって、
どっかからウルトラなメンズか、
別の怪獣が来るんじゃないかと思った。
来たのは軽トラを駆る飼い主と犬+1だったし、
怪獣にまつわる姉弟のお話は、
なかなかに抉ってくるものがあったけれど。
黒幕が1のアイツだとすると不死身にもほどがある。

犬犬言ってしまうのは、
宗介とかなめの関係以上に、
最初に「疾るワン」を勘違いしたせいだったり。
しょうもない。

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