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2010.12.24 (Fri)

flat 4巻


flat 4
(2010/9/15)
青桐ナツ

オンリーワンだろうが、
みんな違ってみんな良かろうが、
それでも比べないことなんて、
なかなか出来ない。

だからと言って、
「より」と「なんか」ばかりでは、
つまらなくはないか、海藤くん。

【More・・・】

表紙を並べてみると、
秋と平介の距離が、
少しずつ縮まっている気がする。
最初の頃のように、
秋が平介にひっついているだけではなく、
今巻はコミュニケーションをとろうとする、
少なくとも応えようとする、
平介の意思のようなものまで見えて、
変わってきているんだなあと思う。
まあ、この糸電話じゃ聞こえないけど。
秋が虎太郎のような子なら、
表紙裏のような方法もあるんだろうに。
でも秋にしたら、自分が伝えたいと思うことを、
平介が聞こうとしてくれるだけで十分なのかも。
いつの時代のいじらしい娘だこの子は。

平介大好きっ子なのは相変わらずながら、
虎太郎相手に喧嘩して、というか
譲れないものを示してみたり、
お父さんのためにお願いしてみたり。
変わってはいてもその変化はとてもゆっくりで、
ときどきもどかしくもなるけれど、微笑ましい。
小さな子供というのは、
文字通りの日進月歩で成長するもの。
というのはそれほど正しくないようで、
大人がそうなるように、
子供も新しいことには怖気づくし、
そうと思ったことを変えるのには、
やはり勇気がいるんだよなあ、と
虎太郎のことでもやもやする秋を見て思った。
それでも、乗り越えたハードルのことなんか、
一瞬で忘れて次を見られるのは、
子供の特権なのかもしれない。

平介の学校では文化祭も終わり、
日常らしいものが戻ってきました。
まあ、文化祭だろうが何だろうが、
平介のスタンスとテンションはほぼ一定だったけど。
そして海藤くん再び。
前回は平介にひらりとかわされ、
その後で佐藤と鈴木にアッパーを食らわされて、
大泣きした挙句に長谷さんらに慰められる、という
自業自得ながら気の毒だった海藤くん。
あれから何か変わったかと言えば、
多少軟化したものの、基本はそのままな模様。
今回は秋と虎太郎に悪者扱いされるし、
またも鈴木の怒りを買うしで、
確かに平介に関わるとろくなことがない。
そんなだから平介を目の敵にする気持ちも分かるけれど、
平介に怒れというのは現実的ではないにしても、
この人はもっと打ちのめされた方がいいと思う。
その方が愉し…じゃなくて、本人の将来のために。
コミュニケーション能力に関しては、
平介ほど手本にならん人もいないけど、
佐藤辺りはいい手本になるかも。

そんな困った男な海藤くんと、
可愛くて仕方ない長谷さんの組み合わせは、
隣りで見ている谷村さんの気持ちがよくわかる。
なんだろう、このもどかしい感じ。
どっちも至極真面目に言っているのに、
微妙どころか大きくズレまくっている。
海藤くんがオブラートってものを知らないのも、
分かり切ってることなんですが、
だからって友達の一人もいない男が、
人の恋に不毛だの何だの言うなんて、
全くもってちゃんちゃら可笑しい。
それに怒りも落ち込みもせず、
ただ平介を耳と目で追う長谷さんは、
強弱の少ない感情を総動員して想っているんだなあと思う。
平介が友人に恵まれてるなんていう、
海藤くんの言葉はバカだと思うけれど、
確かに平介は幸せもんかもしれない。
こんな風に想って貰えるなんて、そうあることじゃない。

人を見るという小百合さん。
そのまなざし以上に、
もっふもふが気になった。

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