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2011.03.07 (Mon)

フルメタル・パニック! 同情できない四面楚歌?


フルメタル・パニック! 同情できない四面楚歌?
(2000/6)
賀東招二

戦場は選べない。
敵も武器も大義名分も、
彼らにどうにかする権利はない。

だから、選ぶ。
背を預けるに足る仲間を。

【More・・・】

「磯の香りのクックロビン」
陣高生のスキルが上がってる気がする。
宗介みたいな戦場スキルそのものではないにしろ、
それでも少なからず宗介に影響されているのか、
なんとなく臨機応変が過ぎる。
というかアレか、単に悪ノリが好きなのか。
そういえば長編1のときも、
ハイジャックされながら修学旅行の夜的ノリだったし、
下駄箱の爆破にも慣れつつあるくらいだから、
この無闇な適応力が陣校生なのかもしれない。
校風と言っては校長の怒りを…買わないか。
生徒会長と校長室で焼きサザエをつつく人だし。
何にしろ、「殺人」も「口封じ」もいけません、かなめ嬢。

「追憶のイノセント」
短編での不思議といえば、林水生徒会長。
変人なら神楽坂先生のダーリンみたいのもいるけれど、
この人の変さは、そぐわなさ、だったのだと、
かなめ・宗介と一緒に気がついた。
どんな問題にも手段を辞さず真摯に取り組む姿勢は、
確かに悪ノリ万歳、適度にチャラい陣校生らしくはない。
会長がなぜ陣代高校にいるのか、についての昔話は、
この人のキャラクターにそぐわず、
破天荒さも奇天烈さもない、
ただ寂しくなる、美しい思い出話だった。
知子さんが入りたかった平和な学園では、
多分下駄箱は爆破されないし、
銃撃戦が起こることもないだろうけれど、
彼女に振り回される林水会長も少し見てみたかった。

「おとなのスニーキング・ミッション」
毎度ハリセンというわけでもなく、
新聞とか手近なものも使えるんだなあ、とか
宗介ではないけれど、かなめの突っ込み術に感心してしまった。
それはそうと「追憶の…」に続いて潜入調査。
前回は何一つ潜めないままガス散布に至ったけれど。
二言目には抹殺任務にしてしまう宗介と一緒では、
穏便に済ませるのは今回も困難かと思いきや、
比較的平和的に解決してしまいました。
まあ悪いことをしている人、どころか、
善良で普通のオジさま方の憩いの場に突入した時点で、
それほど穏便でもないかもしれない。
新聞の件はわざとでないにしろ、
宗介、君も「欲求」不満の男だったか。

「エンゲージ、シックス、セブン」
読みたかった話をこうしてさらりとやるから、
短編も気を抜けなくて困る。ありがとう。
宗介がダナンに乗ることになった、
というかSRTでマオのチームに入った経緯のお話。
距離の近さからして腐れ縁だと思っていたけれど、
まさかクルツと同時にマオに選び出されていたとは。
裏切り者を生け捕りに行った時もだけれど、
それぞれに得意なことがあって、
それを活かした作戦を敷いて挑むとき、
この三人は本当にチームなんだなあと思う。
初対面からいくらも経っていない時のぶっつけ作戦で、
あそこまで連携できるのだから、
もうマオに選択の余地がないのも当然でしょう。
この先誰かが欠けるような事態だけは御免こうむる。

啓示で因果な商売から手を洗わせるなら、
もう少し再就職先を選ばせてくれてもいいのに。

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