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2009.04.03 (Fri)

塗仏の宴 宴の支度


塗仏の宴 宴の支度
(1998/3)
京極夏彦

やられた。
また徹夜の罠にはまってしまった。


【More・・・】

そんなわけで1冊目。
何もシリーズの中の1冊で、しかも上下巻的な構成の本から始めなくても・・。
とは思いますが、読んだものを次々書いていこう、という趣向なので
たまたまコレになりました。

シリーズ6冊目。
前作の「絡新婦の理」には関口くんの出番がほとんどなかったですが
今回は随分と出張っていてうれしい限り。
いい具合にどろどろに溶けている模様です。
関口くん自身がそんな風なのは仕方ないとしても、
雪絵さんが心配だ・・・。
というより
おい、コラ奥さんに心配かけるなよって気分。

事件の方はいつもより更に全体が見えない気がします。
少なくとも前回は
事件の層ごとには早い段階で見通しがついているものの
それを繋ぐものが見えにくい。
ただ卑怯くさい読み方をすれば、いわゆる「犯人」はすぐ分かる
そういう話だった分そう感じるのかもしれません。

今回は「塗仏」。
ただ支度の段階ではほとんど説明がない。
しかも各章ごとの妖怪も名前と姿のみとか来歴数多とか
あいまいな奴らばかり。
京極堂の講義を聴いても
「解ったような気も」するけれど「解らないような気も」する
「と、云うことは、きっと解らないのだ」
ありがとう、関口くん代弁してくれて、と呟くばかり。
いや、講義自体は興味ある内容なんですが。

まあ、そもそも私には事件を解く気がないということに
今回気づきました。
最後に全貌が見えたときに、その仕掛けに感嘆・拍手する。
それを楽しむために読んでる感があるので
予想が外れても悔しくない、むしろ嬉しい。
だから前作などは犯人は見えていたものの
その仕掛けの出来に平伏する勢いでした。

さて、今回は。
宴の始末に期待するとします。
また徹夜の罠に自ら飛び込むことになる気もしますが。



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