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2009.06.13 (Sat)

ヴィンランド・サガ 六巻


ヴィンランド・サガ6
(2008/6/23)
幸村誠

復讐のためだったり、
絶望のおかげだったり。
人は色んなものを支えに
立ち上がる。

頑丈に出来てるものだと思う。

【More・・・】

段々主人公の影が薄くなっていくなあ…。
というより、周りが濃すぎるのか。
今までもアシェラッドやらトルケルやらトールズやら
それぞれ別の方向性で濃い連中に押されてたっていうのに
ここにきて王子様まで覚醒ときては
ますますトルフィンが埋没していくような。
頑張れ、主人公。

それにしても、王子・クヌートの変貌ぶりが激しい。
四巻と七巻(未読)の表紙が同じ人物だとは思えないです…。
ラグナルの夢から覚めて、そして世界を再認識して。
王子は悟った、と言っていいんだろうか。
ある意味、絶望して、の方が正しい気がする。
悲痛なまでに父の愛を信じたいと願っていたのに
その存在を否定して初めて立ち上がる。
やりきれないけれど、そういうことは大いにアリだとは思う。
でも、少しばかり疑問なのが、
どうしてトールズと王子が同じ目をしているのか、という点。

「本当の戦士」に剣がいらないなら
代わりに必要なものは何だろうかと考えたとき
「愛」を思い浮かべる辺り、自分が安直過ぎて嫌なんですが
たとえばそれが正解なら、
トールズとクヌートが同じはずはないので、「?」になる。
どうやら「本当の戦士」に必要なもの、もしくは彼らが視ているモノは
「愛」ではないらしい。
赤子と妻を連れて戦場を去った男と
愛の不在を悟って、戦士たちに意味を与えようとする青年。
共通点は何なんでしょう。

話全体としては
結局みんな一緒に王さまにケンカ売りにいくってこと、ですね?
長男さんも王さまもまだはっきり出てきてませんが
どの道腕もぶらーんとしてしまったのもあるので
トルフィンの目的達成はどんどん遠のいていくよう。
でも、アシェラッド的には万々歳な展開か。
というか海の男たちはまだ陸に留め置かれるんですか…。
そろそろ海と船が恋しいんですが。

あと一冊で最新刊に追いついてしまうので
その先は本紙での連載がたまるのを待つしかなくなる訳で
なかなか焦らされることになりそうです。
巻数の割に話は進んでいない分、よりやきもきさせられる予感。
幸村さんの頑張りに期待します…。

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