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2009.06.20 (Sat)

星は歌う 5巻


星は歌う5
(2009/5/19)
高屋奈月

できるだけのことをしたとしても
望んだ結果にならないことは多い。
だから、しなくてもいい、とは
彼らはならない。

なんだか自分には眩し過ぎると思う。

【More・・・】

表紙の人が誰かと思った…。
そういえば髪切ったんでしたね、奏さん。
さっぱりしたプラス表情がなんか柔らかくて
まるで別人だなあ。
高屋さんの漫画では結構髪で人を判別してるとこがあるので
そこを変えられると正直戸惑います…。

それは置いておいて、
今回の中身、あまりに重くて読んでてキツくなった。
フルーツバスケットでも重いときはかなりなもんでしたが、
それでも透くんが手を差し伸べてくれるから、まだ大丈夫だったのに
今回は暗いところで単行本の最後にきてしまって、
サクヤの本領発揮がお預けになってしまった…。
誰か早く助けてくれないかなあ、とか無責任なことを思ったり。
でも、サクヤ自身のことも全然片付いてない上に
自分の気持ちにも深く関わることを彼女はどうやって受け入れるんだろう。
ダメになってしまったりしないだろうか。
透くんといいサクヤといい、
なにかと傷つかないか心配してしまうあたり
すっかり彼女たちにほだされてる。

千広は変な意味じゃなくいい子なんだと思う。
本人は自分の弱さを繰り返し責めているけれど、
そのときできることを怯まずにできる分だけ、強くもある。
たとえそれが報われなくても、
したこと自体が間違っている訳じゃない。
でも千広は自分を追い込む、何年経っても許さない。
報われなかった過去は間違いだったのだと思い続ける。
見てて痛々しいと同時に、少し傲慢だとも思う。
自分は、俺は、俺を…。
独白だから当たり前と言えばそうなんだけれど
そんな言葉ばかりが目について気になりました。

でも、傲慢だなんて言葉を使うこと自体が、
ひどくおごった考えだということも分かっているつもりで。、
それでも使ってしまうのは、自分に甘くしたいからだろうなと思う。
「フルーツバスケット」でも「星は歌う」でも、
登場人物たちはみんな自分に厳しい気がする。
どうしようもなかったとか、世の中が悪いとか言わない。
本当は全然悪い意味じゃなく、自分を見つめている。
それは見習うべき姿勢ではあっても、決して責められることじゃない。
でも、読み手の自分は彼らのようには在れない。
それほど強くも、正しくもいられない。
だから、八つ当たりのように、傲慢だとか言う。
全く、嫌になります…。

でもまあ、暗いことばかり考えて読んだわけでもなくて、
沙己さんの男前さとか、サクヤの一人相撲っぷりなんかに
惚れぼれしたり、にやにやしたりもしたわけで。
こういう部分がないと、
勝手に暗くなり過ぎて、とても読み通せないなと思った。

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