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2009.07.19 (Sun)

夏目友人帳 8巻


夏目友人帳8
(2009/7/3)
緑川ゆき

友人帳にあるのは
祖母の友人たちの名。
名を返す日々の中で
孫は友を得る。

妖のそれも
そして、人のそれも。



【More・・・】

当初に比べると
随分夏目は表情豊かになったなあと思う。
怒ったりビビったりくらいしかしなかったのに
気がつけば笑ったり泣いたり、赤くなったりするようになって
友達を家に呼んだり、逆に泊まりに行ったり。
だんだん普通を取り戻して、
というより獲得していく夏目を見るのは
単純にとても嬉しいと思った。

今回は妖連中よりも
同級生の西村・北本や
みえるひと(?)仲間の田沼・多軌との日々が主体。
でも、あまり物足りなくも感じなかった。
むしろ、人とのつながりを夏目がちゃんと持っていて
それを懸命に大切にしようとしている感じが
妖に対しているときの懸命さと通じるものがあって
本当に夏目にとってはどちらも同じように大切なんだなと思う。
そのために何度も傷ついてきたのに
それでもどちらかを捨てたりしない夏目を
改めて見直した。

最初に出てきたときは暗い感じだった田沼も
なんだか明るくなったなあ…。
たまに突っ走る夏目より意外としっかりしてるし。
夏目のように寄り添うわけでもなく、
たまにあてられて迷惑を被る割に
名取のように妖を憎むわけでもなく
田沼は妖との距離を自分の尺度でしっかり確定させてる気がする。
その一方で、明らかに自分と違う距離感をもってる夏目と
友達であれる。見えているものが違っても、理解したいと思う。
もしかして誰よりも出来た人間なのかも…。
その分二重人格みたいになってたときは面白かったけど。

前から気になってた
夏目が藤原家にくることになった経緯の話も
色んな事が繋がって納得。
流されるままに行き着いた場所ではなく
望まれて、夏目自身も望んで
そうして得た場所だから、
あんなにも懸命に、潔癖なまでに守ろうとするのか。
茂さんと塔子さんのいる藤原家が
夏目にとってどれくらい特別かよく分かった。
だからこそ、いつか夏目が自分が見ているものについて
彼らに話せる日がきたらいいと思う。
友だちに対する当たり前の次は
家族に対するそれもできるようになれたらいい。

なんだか子供を心配する親のような気持ちになってしまった。

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