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2009.09.07 (Mon)

片恋の日記少女


片恋の日記少女
(2008/1/4)
中村明日美子

恋う、姿勢は
いつだって見苦しい。

でも、そうでないなら、
落ちた、とはいえないんじゃないかと思う。

【More・・・】

この表紙でこの表題なら、
なんだかメルヘンで乙女で甘酸っぱい(?)
そんな恋がてんこもりな気がしてしまいますが、
いやはや中村さんにはしてやられました。
甘酸っぱい、がギリで含まれてますが、
基本は千変万化の変化球の使い手。
それでもキャッチャーミットに収めてしまうから、
悔しくも残念でもなく、むしろほくほく。

それにしても、
女の子が圧倒的にかわいいんですが、
何なんでしょう、これ。
それほど目の中がキッラキラしているわけでも、
おんなのこーな感じでもない人ばかりなのに、
かわいい。それはもう、かわいい。
「片恋の…」のみどりちゃんなら怒り出すだろうけれど。
まあ、多少ちぐはぐでも、中身もそうだからこそ、
彼女たちを応援したい気持ちにもなるんでしょうが。

7篇のうち特にやられたのは、「父と息子とブリ大根」
母親の味代表は肉じゃがだとして、
父親の味、と言われて思いつくのは…、何でしょう。
思わず「漢のブリ大根!!」と言ってしまえる息子が出来上がるなら、
早くに出勤して、寝たあと帰って、
小さい頃の思い出とかあんまないとか言われても、
オヤジさんはちゃんと、父親だったんじゃないかな、と思います。
思春期の買い物を察知できるあたり、
ズレた場所だとしても、息子を分かってる。
わははと笑って帰っていくオヤジさんが素敵でした。

「とりかへばやで出会いましょう」もぐわっときました。
街角だろうと職場だろうと出会い系だろうと、
出会いとしては等価値なんだということを、
姉弟にがつんと言われた気がします。
女ぶりも弟ぶりも見事な弟くんも、
あの状況で「すいませんでした」と言えるヒデオの弟くんも、
いい男だなあ、と思います。
まあ、姉上が一番男前かもしれませんが。

視力測定で「わかりません」と答えるときの屈辱感。
秀才でもないただの眼鏡だったくせに、なんだか身に覚えが。
秀才くんのセリフにすっとしました。

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テーマ : 漫画 - ジャンル : アニメ・コミック


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